お知らせ

自立支援とは。

こんにちは。久しぶりの投稿になります。最近入居相談を受ける時にホームページをみてくれている人がいる、との事。この投稿を目にする人がいるかもしれない、と思い投稿の頻度をあげようと思いつつなかなか時間がなくて…今になりました。

イロイロなことがあり、介護とは、思いを支えることとは、と考えることが沢山ありましたが、自立支援について書いていこうと思います。

ケアをするということは、入居者様が出来る限り自立した生活を送ることができるよう支援する、ということ。日々のケアの中に散らばっているものをいかに拾い上げ、支えることができるか、が大事であり…。ほぼ寝たきりの方も移乗をする際に端座位や立位を維持することで拘縮の予防につながるかもしれないし、胃ろうの方でも経口摂取を維持することで誤嚥性の肺炎予防になります。座位時に足を組むことで股関節が拘縮しやすい方には歩行を促し、股関節を開く機会をもつことで拘縮予防に繋がります。忙しい、忙しいと流れ作業のようにケアをすると、その方の残存機能が維持されず、拘縮したり、できなくなることで増えることでお互いに大変な介護の時間が続くと思います。その5分をかけることでその方の機能が維持されるし、それが介護に求められていることなのに…と思いますが、現場のスタッフにはただの理想論に聞こえるのでしょう。

理想論とならないよう、管理者として介護のあるべき姿勢の視点を持ち続け、入居者様の暮らしが少しでもよりよいものとなるようスタッフに伝えていこうと思います。

2024/2/6