気付きの大切さ。
こんにちは。久しぶりの投稿です。
昨日はグループホームの会議にて、看取り期における高齢者の体の変化についての研修を実施しました。
脈が変化しますよね~…から始まって、廃用症候群や心肺機能の低下、食思低下などなど…体の変化に伴い必要なケア、自分たちが何ができるか、も併せて問いました。
今回の研修の目的には、看取りにおけるグリーフケアの中で、どのタイミングでケアをすればいいのか分からないという意見があったり、口渇の症状がある入居者様の状況に気付かなかったりしたので、ケアをするにあたって「気付く」ことが大事である、との意味を理解してほしいとの思いがありました。
看取りは特別なことではない、日々のケアの中で入居者様の状況の変化に気付き、変化に応じて何ができるか考える、日々の日常の延長に看取りがある、と私は考えます。介護をするスタッフに必要なスキルは、入居者様の変化に「気付く」ことだと思います。「気付く」ためには日頃からの関りもありますしね。要は、日頃から入居者様との関わりを大事にすること、そこにケアが存在する、ということです。
昨日は御家族にも入居者様への選択が重要である、との話をしました。このことについては改めて報告します。
06/18/2022 木瀬